2025/06/24 20:15

「植物を迎えたいけれど、また枯らしてしまう気がする」
「前にチャレンジしたけれど、上手くいかなかった」
当店のお客様には、このようなお気持ちを持ってご相談に来られる方がとても多いです。
まず、お伝えしたいのは、
「植物が枯れることは、時々あること。私も枯らしてきました。」
植物の種類によって、好む環境や水の量、日当たりが違います。
少しの誤りで、調子を崩すことも。
「お水、ちゃんとあげていたのに…」という方は、水の“量”ではなく、“タイミング”が合っていなかったり、突然、植物の置く場所を変えたことで、日当たりが極端に変わってしまったりと、調子を崩す原因は様々です。
でも、ちょっとしたコツとさえ分かれば、「私も育てられるかも」に変わっていきます。
初心者さんでも簡単!植物の育て方
私が初めて迎える植物を育てるときにやっているのは、原産地を調べる、ということです。
例えば、アンスリウム。
“アンスリウム 自生地”のキーワードで検索すると、主に熱帯アメリカや西インド諸島などの熱帯雨林が自生地ということが分かります。
また、木の枝や幹に着生する植物ということも分かります。
これらの情報から、
①暑い場所(熱帯アメリカ、西インド諸島)
②高温多湿(熱帯雨林)
③明るい日陰(木の枝や幹に着生)
このような環境で育てると良いということが分かります。
この環境に近づくように、自宅で再現をします。
これらの情報から、
❶冬場は寒くなりすぎない場所に置く
❷こまめに水やりをする
❸直射日光は避ける
こう管理をします。
新たに植物を迎えるときはこのように、
“◯◯◯(植物名) 自生地”
というキーワードで検索をし、その地域をイメージすると、元気に育つ環境が分かり、育てやすくなります。
観葉植物は、その多くが熱帯植物ですが、人気の植物は育てやすさも相まります。
まずは自生地の環境を検索して、どんな環境が良いのかを知ると、適切な環境をイメージしやすいと思います。