2025/06/27 14:29

『本物の植物は大変そうだから、フェイクグリーンにしようかなぁ』

たまにそんなお声を耳にしま最近のフェイクグリーンはとてもよくできていて、パッと見、プロでも見分けがつかないことも。

確かに、フェイクグリーンのメリットは多くて、一度インテリアのように置けば、あとは愛でるだけ。
とても楽ちんです。

では、手間暇がかかり、枯れるリスクがある本物のグリーンを置く最大のメリットって何だろう?
と考えたときに、私が行き着いた答えは、

『変化が楽しい』

ということ。

新しい葉が出たとき、葉が開いたとき、蕾をつけたとき、花が咲いたとき、
そして、枯れそうだったけど復活したとき。
そんなシーンって、印象に残っていませんか?
時には、枯れて悲しかった思い出かもしれません。
植物は様々なシーンを見せてくれて、その時々に感情が動くから、楽しいんだと思いました。


私にとって植物が生活の一部になったのも、植物の変化に心が動いたときでした。

当時、初めて育てていたプルメリアの花を、自分で咲かせたかったのですが、
2年間もの間、蕾をつけることはありませんでした。
お花を待ちわびていた私にとって、とても長く感じる期間でした。

そして試行錯誤の末、ようやく蕾をつけて開花したときは、とても感動したのを覚えています。


フェイクグリーンにはない面白さは、そんな感情を味合わせてくれるところです。
手がかかる分だけ、可愛くて愛おしい。
改めて、植物って生き物だなぁと感じます。

日常に大切なものが増えるって、とても楽しいことだと思います。